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Flower Shop
～パリの街角にある小さな花屋さん～

パリが大好きだという明るく気さくなオーナー様の御要望でした。
限られた予算の中、建物本体は基本仕様から離れず小物などのアイテムでお店を際立たせれるようにまとめる方向で打ち合わせを進めました。そのアイテムの一つに本物のアンティークドアを使ってみてはどうかとご提案しました。目の色が変わるほど喜んで頂きました。雰囲気作りにはぴったりですが、メンテナンスや防犯面などのデメリットも多数あることについてお話しました。それでも是非にということで、一緒に商品を探し補修や鍵、扉枠について検討を重ね発注しました。ほんとに見る人によってはポンコツでしかない扉、価格と状態は、ある意味賭けになりました。扉が納品される時、取り付けられる時、養生がとれる時、ずっと立ち合われました。養生がとれて扉の姿が現れたときには、嬉しそうに子供のように大切に育てますとおっしゃって下さいました。テントや看板もあらゆる伝手をたどって何とかデザイン、納まり、取付が完了。